アートとサイエンスの間
アートとサイエンス。
日本語だと芸術と科学と呼ばれるが、このアートとサイエンスの違いについて書こうと思う。
アートとサイエンスの違いは以下のようになる。
アートは人の創りしもの。
サイエンスは神の創りしもの。
アートとは
アートの定義が今回の結論になったのは、そもそもは孫子の兵法を英語版ではArt of Warという名前になるというの知ってから。Artは芸術で覚えてたので、戦争の芸術ってなにさ?となった。
戦争を芸術と捉えるとか、キングダムとかに出てきそうな武将・軍師だろ。
絶対悪い方。
「フフ・・・なんとつまらない戦場か・・・秀作が良いところでしょうか・・・。」とか言いそう。
「私の作品を汚すなァ!!!」とか言ってモブ部下を殺しそう。
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話はそれたが、とにかくそこでアートというのは何かと考えて行き着いたのが、アートは人の活動に伴って生まれたモノをさすのではということ。
なので、絵画や音楽、工芸はもちろんアート。
普段アートと思われていないが、歴史も数学もアート。
経営論もアートだし、それこそ孫子の兵法のような戦略・戦術論もアート。
人の手によるものは全てアート。
アーティファクトとかリベラルアーツとかマーシャルアーツ言うでしょ。
サイエンスとは
アートについて一定の答えをだしたあとに、気になったのはサイエンスとはなんなんのか。
なんでかアートの対極にあつかわれるサイエンス、アートが人の創りしものならサイエンスはなんだ?そもそもアートの逆位置にあるものなのか?
これについては放置していた。
が、最近になって思いついた。
サイエンスというのは人の手によらないもの、神が創ったと考えられている(た)、自然の現象やモノについて指すのではないかと。
なので物理学や化学はサイエンス。
人の考えの及ばない、無慈悲なモノについての知識体系がサイエンス。
アートとサイエンスの特徴
アートの特徴は、答えが必ずしも決まっていないものばかり。
サイエンスの特徴は、答えが必ず決まっている。
どちらも答え(真理)を求めるものである点は共通。
アートの答えは状況や人によるところがあるが。
数学はかなり特殊。
数学は論理なのでアートだと思うが、これは答えが決まる。
おわりに
今ンところ、この分け方はかなりしっくりくると思う。
とくにアートのほう。
アートなんちゃらとか、なんちゃらアーツとかだいたいコレ。