Office 365 Solo for Macがいろいろお得な感じ
どうしてもMS Officeのファイルを見たり、時にはいじらなければならない時もある。そんな時はWindow環境でなんとかしていたが、 旧マシンをYosemiteにしてしまったのと、新マシンでのWindow7のBootCampサポートがされていないため、現在Windows環境がない。
というわけで、Office for Macを探しに行った。
従来通りの永続ライセンスのパッケージ版に加えて、月額課金制のSoloとかいうのがあった。
「あーそんなんあったなー」と思いながらちょっと良く見てみた。
単純に値段を比べると、パッケージ版は18360円の買い切りであるのに対し、Soloは年額12744円 or 月額1274円。
1年以上使うことを考えたら、パッケージ版がいいんじゃないかと思うが、総合してみたらSoloが良いと思った。
主な理由はOneDrive。
Officeはおまけだ。
実際OneDriveのおまけとして提供されているっぽい。
Office 365 Soloの良いところ
商用利用可能
電話サポート付き
使う機会は微妙だが、サポートありは良い。2台までのパソコンに導入可能
WindowsとOSXどちらも対応できる。OSXならfor Mac版をダウンロードできるマルチデバイス対応。PC本体に制限されたライセンスでないので乗り換えもできる。 使うかどうか微妙だが、iPhoneやAndroid端末は無制限。iPadには2台まで対応。OneDriveが1TB使える
これがすごい。
安定した運用ができそうな他社のクラウドストレージで同量確保するとなると、
1TB使えるサービス名 | 月額値段 |
---|---|
GoogleDrive | 約1200円(9.99ドル) |
DropBox | 1200円 |
Amazon CloudDrive | 約3333円(年額40000円) |
iCloud Drive | 2400円 |
OneDrive | 1274円(Solo付き) |
Box(無制限) | 1800円 |
という感じになる。 1TBのクラウドストレージを契約したついでに商用利用可能なMS Officeが付いてくると思えばいい。 ストレージとしてみると無制限であるBoxのビジネス向けプランが一番だが、個人利用のオンライン利用でのストレージで、1TB超えるような状況があまり考えられないのもあり、1TBで十分かと思う。
OneDriveはオンラインOfficeが使えるなど、アプリ連携したGoogleDriveに似ている使いごこちだ。どちらも無料で15GB使えるというのも似ている。
多分ろくに使わないサービス
毎月60分Skype無料通話
毎月60分Skypeから国際電話だろうが無料でかけることができる。自分が電話をかけなければならない状況を想定すると、多分トラブル系なので60分で済むか?と思う。あってもなくてもいい。
こんなのよりVisioを統合して欲しいんだがなぁ。
ライセンス認証がうまくいかない?
結論から言うと、2段階認証を外せば良い。あとボタンをクリックするよりエンターキーを使ったほうがいい。
正しいMicrosoftアカウントとパスワードの組み合わせのはずなのにうまくいかなかったが、 Ofiice用のライセンス認証アプリが2段階認証に対応できていないというアホ。
以下のページ
Account help - Microsoft Support
- 登録情報の確認
- Microsoftアカウントにログインする
- セキュリティとプライバシー
- 高度なセキュリティの管理
で2段階認証のON/OFFができる画面になる。
Office購入時でできあがるOffice.comのアカウント?とは別。 Office.comのアカウントと言っていいのかわからんが、Microsoftアカウントページとはなんか別の管理なようなので。
http://products.office.com/ja-JP/
ここで月額課金のキャンセルや、インストールするデバイスの管理などを行う。 あとOnline版のWordやExcelなどが使える。
365 Business(法人版)のほうがもっと得?
何台も持ってる人で、Accessとか使わない人向け。Soloにくらべて200円くらい安い。
- Word、Excel、PowerPointなどが使えるが、Accessだけは使えない
- Skypeの無料分なし
- 台数制限が5台に拡張(マルチデバイス対応)
- OneDrive for Businessが1TB使える
特に問題ないと思う。
おわりに
なんらかの理由で個人的にMS Officeを導入せざる得ない場合はSoloが良さそう。