日本はカナダを見習え
日本はカナダのようになったらどうかという考え。
日本は学ぶべきところがたくさんあるんじゃないかと思う。
そういう本があった
もともとカナダがすごいなと思ったのはCivやってて思いついた。
隣に強国があると土下座外交で大変なのにカナダってわりといい位置にいるよなと。
以来、カナダのようになるべきだ論を飲み屋でまき散らしていたわけだが、最近こんな本を見つけた。
これがとても興味深い。
思いつきで「カナダよくね?」と思っていたが、この本ではカナダとアメリカとの壮絶な外交史が語られており、 カナダは自立外交のために修羅の道を歩んでいる立派な国であることがわかる。
ベトナム戦争での北爆に対する意思表示をめぐって、カナダ大統領(ピアソン)がアメリカ大統領(ジョンソン)に襟掴まれて拳を振り上げられたりするエピソードなんて初めて知った。
超大国の大統領に胸ぐら掴まれるとか怖すぎ。
興味深いところ
カナダは、当面、自国の自主性を求める経済、外交政策を展開するであろう。長期的にはカナダ人は、甘んじることに我慢ができずにアメリカとの一体を求める。経済の一体を求めれば、政治の分野での一体が進む。
本でもいっているが、まさにカナダ崩壊の予測。
カナダは国会崩壊の岐路に立ちながらも独立のためにはコストを払う。
それはカナダという国の成り立ち、国としてのアイデンティティがあり、それを守るためだから。
こんな立派な政治家日本に欲しい。
おわりに
米国の陰謀なのかしらないけど、なんでか政治的に注目されないカナダ。
とても立派で素晴らしい国です。
Civやってなかったら気にもしなかったね。
カナダつながりで、おすすめのメープルシロップはこれ。
メープルシロップは肉料理に使えるので結構使うのだ。